アメリカの著名なアレルギー専門医T・G・ランドルフ博士は、「合成された物質は、同じ天然のものに対しては耐性があっても化学的に敏感な人には反応を引き起こす原因となり得る」と述べています。同じ化学構造をもっているのに、二つの物質の間にはそのような違いがあり、合成のものには危険があるというわけです。異物への拒否反応、いわゆる抗原抗体反応が起きるとき大量に発生するのが活性酸素です。活性酸素についてはご存じの方も多いと思いますが、あふれる活性酸素が細胞や遺伝子を傷つけていきます。そして、さまざまなアレルギー症状を引き起こしたりしていきます。もしその部分が、すでに体内に潜んでいる別の化学物質に狙われれば、ガン細胞に変質することも考えられるのです。私は以前、非常に興味深い、しかし同時に大変気味の悪い実例を目にしたことがあります。コーヒーを飲んだ後、合成ビタミンCを水に溶かして飲むと、体内でものすごい量の活性酸素が発生したのです。これこそが、合成ビタミンCが身体にとって「危険な異物」であるということの証でしょう。確かに試験管の中では、単に同じアスコルビン酸といえるのかもしれません。しかし、同じ働きをしても、天然と合成では予想もつかない反応の違いを示すのが、人の身体の神秘的なところです。きれいになるとして、あるいは健康になろうとして合成ビタミンCをたっぷりと摂るのに、ただのアスコルビン酸でしかない代物はすぐに排出され、後に残るのは多量の活性酸素だけ……。それどころか、もしかしたら石油物質の残骸も蓄積されるかもしれない。摂れば摂るほど、それらは蓄積されてしまうのです。アメリカでは埋葬しか死体がなぜか腐らないことがあるそうです。大量のビタミンCが酸化防止剤の役割を果たして、遺体を「保存」してしまっているのか、と想像して背筋が寒くなるのは私だけでしょうか。健康食品で身休がボロボロになるという可能性は限りなく広がっているのです。