コンピューター制御の来客駐車場管理システムというのがある。暗証式自動駐車場管理システムというもので、コンピューターと最新情報制御システムを駆使、暗証番号システムが、来客駐車場を入庫から出庫まで完全自動管理する。暗証番号を押せば入庫できる来客用無人駐車場であり、暗証番号がIDカード代わりになる。以上、パーク24が手がけるタイムズ・パーキングの一部を掲出してみたが、完全無人化で管理するとはいえ、定期的な巡回、二四時間パトロールは欠かせない。故障車対応、事故防止、防犯など、無人であるからこそ逆に、この方面の管理を徹底させなければ、安心安全は確保できないし、うたい文句として使えないだろう。この点について、専門家は次のように話している。「車を停めておいて盗難、損傷などが起きないのは日本くらいのものでしょう。外国人の考え方は、ガラスは割れるものだから、車内に物を置いて盗られるのは、盗られる方が悪いという認識です。トランクも簡単に開きますし、ホロも破られて当然という意識ですね。むしろ、コンバーチブルの車で何もおかない方が安全という感覚です。日本も次第にセキュリティー面の意識改革が必要になってきています。地下駐車場などは、危険な場所と考えておいた方がいいでしょう。幸い、当社駐車場における車上盗難はありませんが、防犯には十分に注意をしております。安全は四大目標のひとつであり、照明を明るくしたり、CCDカメラを設置するなど、犯罪が起きない努力はしています。ただ、屋外という閉鎖性の少ない安心条件がありますから、パトロール強化などとの併用で防犯体制を整えています」定期巡回による安全管理は当然のこととして、パーク24が四大目標として掲げているものの中に、清掃を常に行い、清潔な環境を保つというのがある。人間心理として、クリーンな環境というのは、意外と犯罪防止に役立つものである。いわゆる隙のない状態であり、こうした点も、犯罪ゼロの実績に貢献しているものと考えられるだろう。駐車場におけるアメニティーの概念を、パーク24は安全性、公共性、快適性でとらえている。そして、この集大成をAPS(アメニティー・パーキング・システム)として訴えている。「(1)安全性=防犯・防災・避難対策、交通安全の徹底、交通弱者への配慮(2)公共性=アクセスの容易さ、ジャンクションの円滑さ、都市景観の創造(3)快適性=環境の整備、空間の確保、付帯設備などの充実」単に料金が格安で、二四時間パーキングを可能にしたシステムとしてタイムスーパーキングを理解すると、本質を見誤るおそれがある。たしかに遊休地の有効利用が目的ではあるが、内容はもっと精度の高いものが志向されている。上記の諸点を逐一検証するなら、専門家が「早くタイムズを卒業して、その先に行きたい」といっている意味が理解できるだろう。
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