「ホテルのサービスと、あなたの仕事は同じ」これは、ホントですよ。この間も出張で、今回は大阪に泊まりました。以前は会社に勤めていたので経費に制限があって、ビジネスホテル的なところが多かったのですが、独立してからは、サービスの勉強のために、自腹を切ってできるだけいいホテルに泊まるようにしているのです。泊まって、サービスを受けて、しかも勉強もできるのですから、ちょっと高いところであっても、何かのセミナーに行くよりは格安の授業料です。ショップでの仕事が終わり、タクシーでホテルのエントランスにつけると、ボーイさんが笑顔で迎えてくれます。びしっとジャケットを着こんで、ピつと姿勢正しく並んでいます。手袋をし、靴も良く磨いてあります。運転手さんがトランクを開けると、さっと荷物を取り出して、まるでお姫様を出迎えるかのように、大切なゲストとして、ホテル内へと導いてくれます。入っていくと、荷物をフロントまで……。までで三〇秒くらいでしょうか、タクシーが着いてから、私が目にし体験したことは、たったの三〇秒ですが、とにかく快適。まだお部屋はもちろん、フロントにも着いていないのに、もうすでに、すごく気分がいい。わざわざホテルに泊まらなくても、身近なところでサービスを受けるチャンスは、いくらでもありますね。そのサービスを、あなたのショップでのサービスに置き換えてみること、これがあなたのトレーニングになります。「この快適さを、うちのお店のお客様に与えるには、何をすることにあたるのか」コンビニだっていいのです。ある有名スポーツブランドのスタッフが言っていました。「僕は、帰り道に二つコンビニがあるのですけど、いつもちょっと遠いほうに行っています。そっちのほうが、ちゃんと挨拶してくれて、対応がいいのですよね。僕も、そんなサービスができるようにしなきゃなって、他業種だけど勉強になりますから」そう、彼の言うとおり。他業種であっても、そのサービスを真似る。いいところを取り入れて、また悪いところがあればそれを排除するのです。