全期間固定金利のローンならまだしも、変動金利だと、これから先の金利急騰のリスクにもさらされます。また、入居率が下がっていくほどキャッシュフローには余裕がなくなるので、下手をすれば持ち出しにもなりかねませんし、一室でも事故物件が発生し、悪いことにそれが近隣の部屋の入居率にまで影響を及ぼすと、目も当てられない状況に陥るかもしれないのです。木造アパートと違って、マンションはそう簡単に取り壊すわけにもいきません。
(参考情報)
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実際、私はそういう事故物件をいくつか見てきましたが、利回り20〜30%以上になるほどの低価格にしても、なかなか買い手がつかないという物件さえあったのです。売れたとしても、ローンの残債は借金としてのしかかってきます。こんなことなら、かなり金利が高くてもノンリコースローンにしておけばよかったなどと思っても、もはや後の祭りなのです(ノンリコースローンは返済不能になれば、債権者に物件を差し出せば借金はチャラになります)。私がしつこいほど不動産投資のリスクを軽んじてしまうと、実際こういう不幸な事態にも陥るのです。まさか、自分の物件で自殺はないだろう、殺人事件は起こらないだろう、孤独死の腐乱死体発見なんてことは絶対に起こらないだろう−などと思っていたら大間違いなのです。