「今日は十軒くらいしか集まらなかったが、県内にはまだまだ中古品屋が数多く生まれている、これから仲間を増やしていこう」と、みんなで申し合わせました。商売仇になるよりも、仲間としてみんなで共存共栄していこうということです。ヤル気いっぱいの話し合いの末に、組織の名前は「岩手県中古品業連合会」となり、会長に私が選ばれました。それから1ヵ月の間、私は中古品交換市場を創設するために奔走しました。まず、市場許可証を申請するためには同業者三十名以上の同意書が必要です。中古品屋はもとより、それでは足りず、実質流れ屋さんや骨董屋さんにも出向いて、頭を下げてなんとか同意書にハンコを戴きました。