四〇歳で英語をはじめて、四三歳になったとき、夫の転勤でまた海外に行くことになりました。今度はオーストラリアです。英語を話す国だし、このところ熱心に英語をやっていたので、少しは気が楽でした。とはいえ、この三年間、実際に英語を話す機会はほとんどありませんでしたが。それでも、オーストラリアに行ったときは、頭のなかの英語の引きだしにかなり蓄えがあったので、まもなく、日常会話にそれほど困らない程度には話せるようになりました。ということは、目標の第一段階である「かんかんな日常会話ができる」ことは、外国に住まなくても、その一歩手前の段階にまでは行っていたわけです。もっとも、例の有名な「オーストラリア英語」については、最初はとまどったともありました。なにしろ、オーストラリアに着いて最初に借りた家(家具つき)に入ったとたん、洗濯機が故障したのです。それも、使おうとすると猛烈な勢いで水が噴出します。そこで修理の人に来てもらいました。この人が、ものすごいオーストラリアで、しかも早口!と思ったのですが、たいていのオーストラリア人は程度の差こそあれ、そういうしゃべり方をすることが、あとになってわかりました。でも、そのときは、なにを言っているのかさっぱりわかりません。日本にいたとき、テレビやラジオから流れてくる英語はほとんど理解できるのでこわいものはない、と思っていた自信が、いっぺんにペシャンコになってしまいました。
[参考情報]
オンライン英会話のぐんぐん英会話
http://www.gge.co.jp/