十八年前、僕はこのルートを通過していた。そのときは、マークーの町から先の交通機関がみつからず、山頂にあるイミグレーションまで坂道を歩いて登ったものだった。しかし十八年の間に、人の往来も盛んになったのだろう。マークーと山頂のイミグレーションの間をピストン輸送する小型トラックがすぐにやってきた。こうして僕らはトルコに入国したのだった。アララト山は美しかった。均整のとれたコニーデ型の山は雪に覆われ、青空のなかに屹立していた。
[参考サイトのご紹介]
新札幌駅の宿泊施設・宿 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/010000/STA_000862/
山形市のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/060000/NO_102493/
三谷温泉の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50316.html
こういう山を見ると人はどうしても崇めたくなってしまうのだろう。トルコに入ると急にイスラムの戒律が緩められる。ビールも自由に飲めるようになる。バングラデシュ以西ではじめてビザなしで日本人が入国できる国でもあった。アジアハイウェーの道のりもそう残っていなかった。ここからイスタンブールに向かいブルガリアとの国境が、このハイウェーの終点なのである。本来なら僕はもっと喜んでもいいはずだった。ついにここまでつらいバスに乗って辿り着いたのだ……と。