自動二輪車の自賠責においては、大きな黒字が発生していたにもかかわらず、本来行われなければならない保険料の見直しが、行われないまま長年放置されていました。そして、私たち二輪車のユーザーは、不当に高い保険料を払わされてきたのです。これは行政の怠慢以外の何ものでもありません。この結果、すぐさま国会で取り上げられ、結局、91年4月1日から、6万2450円(24ヵ月間)だった自動二輪車(251CC以上)の保険料は3万6500円に、さらにその2年後の93年4月1日には、なんと半額以下の2万7800円(同)に引き下げられました。ライダー同士のふとした会話がきっかけになり、わずか1年あまりでいとも簡単に自賠責保険の保険料が大幅に引き下げられたのですから、国の仕事としてはあまりにずさんだったのではないでしょうか。そもそも長年、自賠責保険の募集を行ってきた損保会社は、これまでのいびつな車種別保険料表に何の疑問も感じなかったのでしょうか。この出来事が、損保会社に対する不信感が芽生えたきっかけでした。
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